2022.01.11
モザンビークのA-One enterprises社(AEL)マトーラ本社では 循環式RASという技術を用い、
コンテナを利用して水産物の陸上養殖を開始いたしました。
循環式RASは2017年より3年間、JICAプログラム 「ABEイニシアティブ(アフリカの若者のための産業人材育成イニシアティブ:修士課程およびインターンシップ)」にて来日したAELの社員が三重大学大学院吉松隆夫教授(当時)のもと取得した技術のひとつです。
もともと小さなコミュニティで養殖されているティラピアを、現地のビジネスとして根付かせるため調査を開始したJICA BOPビジネス促進プログラム。
現地ではたんぱく源としてティラピアはポピュラーで、養殖するのが比較的容易。養殖池にてビジネスレベルに育成するための調査は終え、ティラピアもすくすく育ち、いざ池揚げ。
え? ええーー??
いない。。 ティラピアどこいった。
やられちゃいました。ごっそり盗難に遭いました。
その後、フェンスつけたり見回りしたり、いろいろ対策練りましたが盗難続出。
ABEイニシアティブ留学生社員が帰国後、ようやくこの陸上養殖を開始いたしました。
まずは、ティラピア以外にナマズや手長えび。
途上国でのビジネスは想像つかないことの苦労の連続。
それでもくじけず諦めず。
日本の中小企業はしぶとい。
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